次に通ったのが、いわゆる町のクリニックでした。

内部は新しいせいかとてもキレイで、待合室には静かな音楽が流れているという、なかなかよくできた雰囲気でした。

通院してくる患者も重度な人はいなく、見た目には普通の内科医院とまったく同じです。

そこでの先生の質問は先の3つの質問と大差ないものでしたが、少しだけ、ジャアこうしましょうとか、この薬はこういう役目をするものですとかの説明がありました。

でもやはり先生から病名はこういうものです、とはいいませんでした。これが精神科の一般的傾向なのかな。

処方された薬にはきちんと説明が書かれた紙がつけられています。

ただひとつ不満があります。

先生は患者の顔を見る時間よりも、カルテを入力するためのパソコンのモニターを見ている時間のほうが長いということです。

この傾向はどこの一般病院でもあてはまります。これで正確な処方ができるのでしょうか。



 こうして「うつ」から脱出した。     体を休めて、そして栄養補給


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クリニックにもいろいろある

妻が通ったクリニックのことを少し書いてみます。

最初は、いかにも精神病院という感じの病院でした。

待合室に入院患者がウロウロと出てきて、それはそれは驚きでした。
薬のせいか舌が回らずレロレロ状態や、なにかひとりごとをブツブツとつぶやいたり、お世辞にも清潔と見えない姿で歩いていたりと、できれば行きたくない病院でした。

そこでは先生の質問も毎回同じで、

・どうですか最近は。
・眠れますか。
・ご主人からみてどうですか。


この3点だけでした。

そして薬の説明もなく、あなたはこういう病気だからこういう薬を処方しますとか、こういう点に注意しましょうとか、家族はこんなことをやってみましょうとかは、一切言ってくれませんでした。処方箋にも一切説明文がありませんでした。

そういう診察が何年も続きました。

医者が患者の病名を言わないことが精神科の一般的なことなのかとも思いました。

もちろん、その数年間の間には、症状がなくなり、薬なしでもねられるようになったことが何度か長期間にわたりありましたから、それなりの治療成果はあったのだと思います。

でも、本人も家族も、もっと積極的なアドバイスが欲しかったというのが正直な感想です。

ですから、そこは6年間通ったけれど、他の病院に移ることにしました。

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